アフガニスタンで医療活動や水路整備に取り組む非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の福元満治事務局長の講演会が15日、福山市本町の市市民参画センターであった。
福元事務局長は約25年にわたる現地での活動を紹介。2000年以降、アフガニスタンで続く干ばつ対策として、約1600カ所に井戸を掘り、約30キロの水路整備を進めている状況を説明した。また、山あいに暮らし、医療を受けられない民族のために数日掛けて山を越え、診療に向かったエピソードなどを語った。
【写真説明】アフガニスタンの状況について解説する福元事務局長(右端)