16日午前7時55分ごろ、廿日市市の広島岩国道路の廿日市インターチェンジ(IC)料金所に、「宮島サービスエリア(SA、山陽自動車道)に爆弾を仕掛ける」と男の声で電話があった。料金所の担当者が広島県警高速道警察隊に通報。宮島SAは約1時間閉鎖された。
廿日市署の調べでは、同時刻ごろ2度、電話があったという。西日本高速道路中国支社は、宮島SAと、SAに設置されている簡易型インターチェンジ(スマートIC)を上下線とも午前8時10分に閉鎖。廿日市署員や高速道警察隊員ら約80人がSA内を捜索したが、不審物が発見されなかったため、午前9時25分に上下線とも閉鎖を解除した。
【写真説明】爆弾騒動でゲートが閉められた宮島SAの下り線スマートIC(16日午前9時、廿日市市)