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2009年02月16日(月) 16時29分

大学・高専が連携しセミナー中国新聞

 芸南地方の大学と高専計3校が連携して企画した住民セミナーが15日、広島県大崎上島町の東野保健福祉センターで始まった。呉大、呉高専、広島商船高専の教授たちが、健康や相続など暮らしに役立つ情報を提供した。

 3校が昨年10月から取り組む国の連携支援事業の一環。この日は、住民たち約40人が参加した。呉大は脳卒中予防がテーマ。看護学部の松井英俊教授は「発症後3時間内が回復の鍵」とし、高血圧改善や適度な運動を勧めた。

 呉高専は呉市の豪雨時の斜面災害を取り上げた。住民調査の結果を基に「防災学習で一定の意識向上があった」と報告した。広島商船高専は成年後見や相続の制度を説明。行政書士も招き、老後の安心について話し合った。

【写真説明】相続や遺言、脳卒中予防などをテーマにしたセミナー

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902160048.html