全日本空輸は16日、燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)の4〜6月分の改定料金を発表した。
料金水準を変更し、現行より8〜9割安くする。
欧米線では現行の片道2万2000円から3500円に、ハワイ線は1万4500円から2000円に、アジア方面では香港・台湾・中国線が6000円から500円に、韓国線が2500円から200円へ値下げする。日本航空も同様に値下げする方針を固めている。
基準となる昨年11月〜今年1月分の航空燃料価格の平均は1バレル=64・22ドルまで下がった。全日空が昨年8月に定めたサーチャージ料金表に基づけば、今回の改定額は欧米線が5000円、ハワイ線は3000円となるはずだった。今後、2〜4月分の平均燃料価格が60ドルを切ればサーチャージは廃止される。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090216-OYT1T00803.htm