昭和シェル石油は16日、新美春之会長(72)が3月末で取締役を退任し、名誉会長に就く人事を固めた。
後任の会長は香藤繁常副会長(61)が昇格する。新井純社長(49)は留任する見通しだ。
新美氏は1995年に会長に就任して以降、14年間にわたって昭和シェルを率いてきた。98〜02年と05〜06年の2度、社長も兼務した。在任中はサウジアラビア国営石油会社の出資を受け入れて原油の調達力を高める一方で、国内販売体制を強化し、市場占有率を拡大した。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090216-OYT1T00519.htm