週明け16日の東京株式市場は、朝方発表された2008年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が記録的な悪化だったことを受け、売りが先行し、日経平均株価(225種)は下落して取引が始まった。ただ、割安感の出た銘柄を買い戻す動きも入り、下げ幅は縮小している。午前の終値は、前週末終値比16円37銭安の7763円03銭だった。東証1部の午前の出来高は約7億5500万株。
市場では、昨年10〜12月期の実質GDP速報値が大方の市場予想より悪かったことのほか、米金融安定化策も「不良資産の買い取り策の具体性が不十分」などとして売り材料とされている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090216-OYT1T00393.htm