小渕優子少子化担当相(35)=自民党、衆院群馬5区=は十五日、群馬県富岡市での後援会の会合で「息子に弟か妹ができることになりました」と第二子を妊娠したことを明らかにした。内閣府によると、日本の現職閣僚の妊娠は初めてという。
会場の拍手を受け、小渕氏は「大臣であっても選挙があっても元気な子どもを産みたい」と語った。九月末に出産予定で、妊娠は今月上旬に分かったという。
小渕氏は二〇〇七年九月二十五日に長男を出産している。
小渕氏は共同通信の取材に対し「大臣の仕事や選挙などを考えると不安も多いが、少子化対策の旗振り役としてひるんではいけない」と強調。その上で「子どもに関するさまざまな状況を支援するため、厚生労働相とも積極的に連携していきたい」と少子化対策に取り組む決意をあらためて述べた。