警視庁野方署は16日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で体操元五輪選手の中島(旧姓岡崎)聡子容疑者(48)を逮捕した。中島容疑者は1995年に2回、2000年、05年にそれぞれ1回、覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けている。
逮捕容疑は16日午前3時15分ごろ、東京都中野区の乗用車内で、覚せい剤の入った袋8つを所持した疑い。
野方署によると、中島容疑者の車がウインカーを出さずに右折しようとしたため、パトカーが停止を求めて職務質問したところ、後部座席付近から覚せい剤が見つかった。同乗の男性もいたが、中島容疑者が「覚せい剤は自分のものだ」と容疑を認めたという。
中島容疑者は高校在学中の1976年、15歳でモントリオール五輪に出場。78年に引退し、タレント活動もした。
(共同)