パーキングチケットと身体障害者用の駐車の標章を偽造したとして、大阪府警西署は16日までに、有印公文書偽造、同行使の疑いで大阪府松原市別所、元デザイナー大出華容疑者(64)を逮捕した。
「ばれない自信があった。駐車代を浮かせたかった」と供述している。
調べでは、大出容疑者は1月中旬、大阪市西区の駐車禁止の市道に乗用車を止め、偽造した身体障害者用の駐車禁止除外指定車標章を車内に掲示したほか、偽造のパーキングチケットを5枚持っていた疑い。
西署によると、本物のチケットをスキャナーでパソコンに取り込み偽造。約半年試行錯誤を重ね、「出来に納得した」として昨年8月ごろから使っていた。チケットは使用場所が限られるため、知人から借りた身体障害者用の標章も偽造した。
駐車監視員が標章の色合いがおかしいことに気付き通報した。