記事登録
2009年02月16日(月) 16時33分

回数券2億円分が不明、横領か 大阪港咲洲トンネル東京新聞

 大阪市は16日、大阪港咲洲トンネル(同市港区−住之江区)の通行回数券約1万1000枚、計約2億2800万円相当の所在が分からなくなっていると発表した。

 トンネルを管理運営する市の第三セクター「大阪港トランスポートシステム」は、元社員が横領した可能性が高いとして、大阪府警に刑事告訴する準備を進めている。

 市の昨年9月の監査をきっかけに調査。1997年のトンネル開通後からこれまでに、所在不明の回数券が大量にあることが判明した。

 大阪港咲洲トンネルは、鉄道と道路併用の海底トンネルで全長約2400メートル。料金は普通車200円、大型車400円で、それぞれ11回、60回、100回の回数券がある。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021601000509.html