秋田、宮城両刑務所は16日、独房に入っていた40代と70代の男性受刑者がそれぞれ首をつって自殺したと発表した。
両刑務所によると、秋田刑務所(秋田市)では15日午後5時10分ごろ、40代の受刑者が座布団カバーをひも状に破いて独房の鉄格子に巻き付け、首をつっているのを巡回中の職員が発見。病院に搬送したが、約1時間後に死亡を確認したという。
宮城刑務所(仙台市若林区)では15日午後11時10分ごろ、70代の受刑者が独房の窓の鉄格子にシーツや下着を結び付けて首をつっているのを巡回していた職員が発見。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。遺書などは見つかっていない。