廿日市市と市民が協力して地域の良好な景観形成を目指すワークショップが15日、同市役所で開かれた。地図を基に地域の景観にふさわしいテーマを討議。吉和は「自然と四季」、佐伯は「水と緑の町」の案が出た。
市が進める景観計画策定の一環。市民18人と市職員9人が参加した。吉和、佐伯、廿日市、大野、宮島の5地域でそれぞれグループをつくり、「田園風景」といった魅力的な場所や、「沿道の看板が景観に悪影響を及ぼしている」など問題を感じる地点を地図に記していった。この日を含めて計3回のワークショップで議論を深め、3月中に5地域ごとの景観紹介マップを完成させる。
【写真説明】地域の景観について意見を出し合う参加者