大阪府警南署は十五日までに、乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反の現行犯で、自称京都市東山区の京都大法学部二年、
「大阪・ミナミのクラブで顔見知りの男からもらい、吸うために持っていた」と供述しているという。同署は入手経路や使用実態を捜査する。
調べでは、谷口容疑者は十四日午前五時三十五分ごろ、大阪市中央区西心斎橋二丁目の交番内で、ズボンの左前ポケットに乾燥大麻入りのポリ袋(重さ計約〇・八グラム)を所持していた疑い。同じポケットから大麻吸引用とみられる木製のパイプも見つかった。
供述によると、同日未明、交番近くのクラブでもらった。大麻は三カ月ぐらい前に一回吸ったことがあるという。
南署によると、谷口容疑者がこのクラブ内で女性客とトラブルになり、二人を含む当事者五人が午前四時四十分ごろ、交番を訪れた。署員が事情を聴くと谷口容疑者の言動に落ち着きがなかったため、所持品を検査して発覚した。