日本最大のカルスト台地で知られる秋吉台国定公園(美祢市)で十五日、春の訪れを告げる恒例の山焼きが行われた。
午前九時半、のろしを合図に住民ら約九百人がたいまつで約千五百ヘクタールの草原に点火。
山焼きは牧草の芽吹きを促す農作業として始まったとされ、現在は草原の手入れを兼ねた観光行事となっている。三月中旬にはスミレやオキナグサが芽吹く。
【写真説明】観光客が見守る中、秋吉台の草原を焦がしてゆく山焼きの炎=15日午前、美祢市
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902150145.html