豪雪地帯として知られる北海道岩見沢市のいわみざわ公園で14日、恒例の「IWAMIZAWAドカ雪まつり」(市観光協会主催)が始まった。
例年なら大雪で真っ白な会場も、今年は様子が一変。前夜からの強風と大雨で、メーンステージの大雪像「崖の上のポニョ」などは黒く汚れ、関係者からは「これではドロ雪まつりだ」と、ぼやきも漏れた。
同市のこの日の最高気温は5.7度と3月下旬並みの暖かさ。クレーン車を使って地上30メートルの高さからさげたロープにぶら下がるアトラクション「ターザンロープ」も、クッション代わりになる積雪がないため中止になった。
主催者あいさつで武蔵信一・観光協会長は「ドカ雪まつり史上、雨に降られたのは初めて」と嘆いた。同協会によると、ドカ雪まつりの初日は、毎年、7000〜8000人の来場者があるが、今年は過去最低の1000人程度という。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090215-OYT1T00255.htm