新旧のひな人形で江戸時代の屋敷跡を彩る「たけはら町並み雛めぐり」が14日、竹原市の町並み保存地区一帯で始まった。江戸期から現代までの計約50セットを展示している。3月15日まで。
旧笠井邸では最多の20セットを展示。高度成長期のひな人形は豪華さが際立ち、観光客の目を引いていた。町並み保存センターでは、頼山陽史跡資料館(広島市中区)から借り受けたひな人形を飾っている。
市観光協会による着物レンタルもあり、和装した女性が散策する姿も目立っていた。
【写真説明】<左>レンタルの着物で町並みを歩く若い女性たち<右>旧笠井邸で昭和40年代の七段飾りに見入る女性たち