優れた新鋭の現代詩に贈られる「第14回中原中也賞」(山口市主催)は14日、「乳と卵」で昨年、芥川賞を受賞した作家川上未映子(みえこ)さん(32)(東京)の詩集「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」に決まった。
受賞作は、女性の身体の痛みや快楽の感覚を観念的に描いた。今回の受賞について川上さんは「あらゆる批評やもくろみや分析が追いつかない詩作に精進したい」とのコメントを出した。贈呈式は4月29日。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090215ok03.htm