「文化遺産で地域を元気にしよう」をテーマに、中国ブロック・ユネスコ活動研究会(日本ユネスコ協会連盟など主催)が14日、尾道市西土堂町の土堂小で2日間の日程で始まった。
中国5県にある19協会の会員ら約110人が参加した。尾道ユネスコ協会の稲田全示会長が基調講演。市中心部の4つの山にある巨石調査を通じて尾道の古代自然信仰の存在に迫った取り組みを紹介し、「地域が誇れる有形・無形の文化を子どもに伝えていきたい」と強調した。
地域文化を参加者に紹介する目的で、土堂小の6年生23人が「土堂っ子太鼓」を披露した。
【写真説明】勇壮な音色を響かせる土堂小6年生