冬の味覚を楽しむ「宮島かき祭り」(宮島観光協会主催)が14日、廿日市市宮島町の桟橋前広場などで開幕した。観光客ら約2万3000人が訪れ、新鮮なカキ料理を堪能した。15日まで。
殻付きカキや土手鍋、カキ雑炊などの料理を100—200円で提供するコーナーには、祭りが始まる1時間前の午前9時ごろから長い列ができた。開幕と同時に家族連れなどがカキを手に広場周辺に座り、ふっくら太った乳白色の身をほおばった。買い求めたカキを焼いて食べる浜焼き体験コーナーや、特産品の直売所も人気を集めた。
【写真説明】焼きたての殻付きカキを手にする子どもたち