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2009年02月15日(日) 16時29分

ETCバー遅らせ事故防止へ中国新聞

 西日本高速道路中国支社(広島市安佐南区)は、自動料金収受システム(ETC)レーン内での追突事故などを防ぐため、バーの開くタイミングを遅らせる対策を3月24日から、浜田自動車道と江津道路の料金所で始める。

 ETCレーンの通過速度の抑制が狙いで、車両を検知後、0.5秒で開くバーを約1秒に遅らせる。中国地方での導入は初めて。浜田道は金城スマートインターチェンジ(IC)を除く全4カ所、江津道路は全3カ所の出入り口が対象となる。

 支社管内のETCレーンで昨年度起きた追突事故は20件。カードの挿入ミスでバーが開かなかったり、制限速度(20キロ以下)を超えたりしたことが主な原因だったという。バーへの接触事故も年3万件発生している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902150028.html