【サイプレスマウンテン(カナダ)14日共同】バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ねたスノーボードのワールドカップ(W杯)は14日、カナダのサイプレスマウンテンで世界の一線級がほぼ顔をそろえたハーフパイプ(HP)を行い、男子で1月の世界選手権を制した18歳の青野令(スノーフレンズク)は高いジャンプで44・8点をマークしたが2位だった。
トリノ五輪優勝の22歳、ショーン・ホワイト(米国)が高くて回転数のあるジャンプで47・3点を出し、4季ぶりの通算2勝目を挙げた。18歳の藤田一海(西条ク)は40・5点で4位と健闘し、工藤洸平(シーズ)は予選で右ひざを痛めて決勝を棄権した。
女子は30歳の中島志保(桃源郷ク)がミスして26・8点で決勝最下位の12位、ケリー・クラーク(米国)が42・6点で今季2勝目、通算勝利数を4とした。