【オーレ(スウェーデン)14日共同】フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は14日、スウェーデンのオーレでデュアルモーグルを行い、女子は予選を2位で通過した上村愛子(北野建設)が決勝で予選1位のハナ・カーニー(米国)に敗れて準優勝した。上村は前日の第6戦の3位に続く今季3度目の表彰台。カーニーは今季3勝目、通算6勝目。
W杯は残り2戦で、種目別得点は首位のカーニーが570点、4位の上村は339点で、差が200点以上開いたため、上村の2季連続の種目別優勝の可能性がなくなった。
伊藤みき(中京大)は14位、長野冬季五輪の金メダリスト、里谷多英(フジテレビ)は32位、村田愛里咲(北海道・北海道尚志学園高)は33位で予選落ちした。
男子は上野修(リステル)と西伸幸(白馬ク)が準々決勝で敗れ、それぞれ6、8位となった。尾崎快(早大)は1回戦で敗退した。アレクサンドル・ビロドー(カナダ)が前日に続いて優勝した。