地球温暖化対策として二酸化炭素(CO2)を削減する各地の優れた取り組みを紹介する第2回「ストップ温暖化『一村一品』大作戦全国大会」(環境省主催)の表彰式が15日、都内で開かれ、各都道府県の47代表の中から、京都代表の京都市立雲ケ畑中学校が最優秀賞に選ばれた。
京都代表の最優秀賞受賞は2年連続。雲ケ畑中は地域住民らの協力を得て、間伐材などから作ったまきを学校の暖房に活用、化石燃料の使用を減らしたことが評価された。2年生の塚本彩子さん(13)は「また京都が優勝できてうれしい」と語った。
斉藤鉄夫環境相は「低炭素社会構築には皆さんの取り組みを積み重ねていくしかない。地道な取り組みに心から感動した」と感想を述べた。京都代表の“連覇”には「(京都は)京都議定書発祥の地。非常に象徴的だ」と話した。
各代表の活動内容はインターネット(http://www.jccca.org/daisakusen/)で公開している。