千葉県警松戸署は15日までに、次男を装って電話をかけ埼玉県鳩ケ谷市の無職男性(75)から現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で自称、横浜市西区浅間町、無職瀬戸口真容疑者(24)を逮捕した。
同署によると、瀬戸口容疑者は男性から現金約742万円を直接受け取った後、突然、走って逃げ出した。このため男性が「ドロボー」と叫び、通り掛かった50代と70代の男性が同容疑者を取り押さえた。
瀬戸口容疑者は「13日に知り合った男から頼まれた」と供述。同署は振り込め詐欺グループによる犯行とみて調べている。
調べでは、瀬戸口容疑者は13日午後5時半ごろ、JR北松戸駅近くの路上で、男性から現金約742万円をだまし取った疑い。
男性宅には12−13日にかけて「知人の連帯保証人になっていて金が必要。知り合いが取りに行く」などと次男を装った電話があったという。