福島県警は15日正午すぎ、同県石川町の母畑湖(千五沢ダム)にワカサギ釣りに出掛けたまま行方不明になっていた農業鈴木勲さん(69)=同県矢吹町=と無職根本円三さん(69)=同=が、岸から約15メートルの水深約9メートルの湖底に沈んでいるのを見つけた。すでに死亡しており、水死とみられる。
石川署によると、2人は13日午前10時ごろ「ワカサギ釣りに行く」と家族に伝えて外出。岸から約10メートルの氷上などに2人の釣り道具があったほか、付近の氷が割れていたことなどから、同署などは水中に転落したとみて捜索していた。
転落したとみられる付近の氷の厚みは約10センチで、同署などが詳しい状況を調べている。