ベトナムを公式訪問していた皇太子さまは15日、7日間の日程を終え、羽田空港着の政府専用機で帰国された。
今回の訪問では、グエン・ミン・チェット国家主席との懇談などのほか、16〜17世紀に日本人町があったベトナム中部の港町ホイアンの視察や、日本の雅楽と源流が同じとされる伝統音楽ニャーニャックの鑑賞など、両国の関係をたどる日程が組まれた。
帰国に際し、皇太子さまは、訪問を終えての感想を文書で発表。「両国の永い交流の歴史を改めて認識することが出来ました」としたうえで、「両国の信頼と友好の歴史の絆(きずな)を一層強固なものにすることに少しでも貢献できたのであれば幸いに思います」と述べられた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090215-OYT1T00689.htm