イラク復興支援のためクウェートに派遣されていた航空自衛隊の撤収業務隊が帰国し、15日、愛知県小牧市の空自小牧基地で帰国報告と隊旗返還式があった。
2003年12月の先遣隊派遣で始まり、5年余に及んだ支援活動はこれですべて終了した。
撤収業務隊は昨年12月に現地の空軍基地に入り、隊舎や機材の撤収業務を行っていた。隊員130人は1月22日〜今月14日に5回に分けて民間機で帰国した。
この日は、隊員らが家族や基地隊員など約450人の出迎えを受け、寒河江(さがえ)勇美司令が「業務を完遂し、全員無事帰国しました」と報告。
織田(おりた)邦男・航空支援集団司令官から隊旗を受け取った武田良太・防衛大臣政務官が「貴重な経験を生かし、国際社会の安定のため引き続き頑張ってほしい」と訓示した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090215-OYT1T00606.htm