大阪府警南署は15日までに、乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反の現行犯で、京都大法学部2年、谷口将隆容疑者(20)=自称京都市東山区=を逮捕した。
「大阪・ミナミのクラブで顔見知りの男からもらい、吸うために持っていた」と供述しているという。同署は入手経路や使用実態を捜査する。
調べでは、谷口容疑者は14日午前5時35分ごろ、大阪市中央区西心斎橋の交番内で、ズボンの左前ポケットに、ポリ袋と合わせて約0・8グラムの乾燥大麻を所持していた疑い。同じポケットから大麻吸引用とみられる木製のパイプも見つかった。
供述によると、同日未明、交番近くのクラブでもらった。大麻は3か月ぐらい前に1回吸ったことがあるという。
南署によると、谷口容疑者がこのクラブ内で女性客とトラブルになり、2人を含む当事者5人が午前4時40分ごろ、交番を訪れた。署員が事情を聴くと谷口容疑者の言動に落ち着きがなかったため、所持品を検査して発覚した。
谷口容疑者は学生証を所持、同署が京大に在籍を確認した。
(2009年2月15日17時00分 スポーツ報知)
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