記事登録
2009年02月14日(土) 18時10分

静岡市で26・8度の夏日…2月の観測史上最高が100か所以上スポーツ報知

 日本列島は14日、北海道付近の低気圧に向かって南から暖気が流れ込み、全国的に気温が上昇、3月から7月並みの暖かさとなった。静岡市や神奈川県小田原市などで気温が25度を超える夏日となるなど、2月の観測史上最高を記録する地点が全国100か所以上に上った。気象庁は積雪の多い地方に、なだれや土砂災害への注意を呼び掛けている。

 北日本の太平洋側を中心に強風も吹き荒れ、同庁は同日夜遅くにかけて、引き続き暴風や高波への警戒が必要とした。

 気象庁によると、午後にかけて各地で気温が上昇。静岡市の清水で26・8度、小田原で26・1度といずれも7月上旬並みに。東京都心も午後2時に今年最高の23・8度まで上がった。

 風も強く、午後2時ごろに北海道えりも岬で最大瞬間風速35・5メートル、栃木県日光でも午前11時半ごろに33・6メートルを観測した。

 14日夜遅くにかけての予想最大風速は、北日本の陸上で18—20メートル、海上で20—25メートル。予想される波の高さは北海道太平洋側で6メートル、北日本日本海側で5メートル。

(2009年2月14日18時10分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090214-OHT1T00159.htm