バレンタインデーの14日、大阪・キタで、約50組のカップルが、色鮮やかな花柄のビニール傘を差してパレードするイベントが行われ、街角にピンクやオレンジ、ブルーなど6色の〈傘の花〉が開いた。
安価なため使い捨てにされがちな透明のビニール傘を長く使い続けてほしいと、芸術家のミレイヒロキさんらが企画した。これまでにも東京・渋谷などで同様のイベントを行っている。
午前11時、恋人同士や親子連れなどのカップルが一斉にビニール傘を広げ、ショッピングビル「ヘップファイブ」前を出発。JR大阪駅周辺など約3キロのコースを相合い傘で練り歩いた。
彼女と参加した大阪府高槻市の大学3年下浦智也さん(21)は「きれいな傘を差していると、気分まで華やかになりますね」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090214-OYT1T00577.htm