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2009年02月14日(土) 16時08分

世界に一つ、自分だけの陶器ひな人形読売新聞

佐賀県の「志田焼の里博物館」で、素焼きした人形に真剣に絵付けをする参加者たち=中司雅信撮影

 ひな祭りを前に佐賀県嬉野市塩田町の「志田焼の里博物館」で、世界に一つの陶器製ひな人形をつくる教室が開かれ、大人たちが童心に帰って作業に励んでいる。14日は素焼きした人形に絵付けを行った。

 参加者約20人は、同館の陶芸指導員山口増広さん(52)に助言を受けながら、1月末に自分たちで成形した「お内裏さま」と「おひな様」が一対になった人形(高さ10〜18センチ)に、7色の専用絵の具で彩色していった。後日、本焼きして完成する。

 同市嬉野町の中村ツサさん(72)は「思っていたより難しいが、楽しみながら作業している。完成が待ち遠しい」と話していた。出来上がった人形は、26日〜3月8日に同博物館で開かれる「ひなまつり人形展」で展示される。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090214-OYT1T00583.htm