14日午前7時10分ごろ、福島県石川町の母畑湖(千五沢ダム)にワカサギ釣りに出掛けた矢吹町西長峰、農業鈴木勲さん(69)の孫(21)から「祖父とその友人が帰ってこない」と110番があった。石川署は湖面の氷が割れ、2人が水中に転落した可能性が高いとみて付近を捜索している。
同署によると、鈴木さんは13日午前10時ごろ、矢吹町田町の無職根本円三さん(69)とともに「ワカサギ釣りに行く」と家族に伝えて家を出た。湖畔に鈴木さんの車があり、岸から約10メートル離れた湖面に2人の釣り道具などが置かれていた。その付近の氷が直径2—3メートルの範囲にわたって割れていたという。
福島地方気象台によると、13日の石川町の最高気温は11・8度で、平年より約7度も高かったという。
(2009年2月14日13時37分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090214-OHT1T00176.htm