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2009年02月14日(土) 21時46分

発見から14年半の小惑星、「Eboshi」と命名読売新聞

 札幌市のアマチュア天文家渡辺和郎さん(53)らが発見した小惑星が、神奈川県茅ヶ崎市沖の「烏帽子(えぼし)岩」にちなんで「Eboshi」と命名され、渡辺さんが14日に小惑星の写真や軌道図のプリント入りの額を服部信明・茅ヶ崎市長に贈った。

 Eboshiは、直径が推定約10キロ。火星と木星の間にあり、太陽の周りを5・4年かけて回る。渡辺さんと仲間の天文家が1994年10月2日に見つけた。

 土井隆雄さんと野口聡一さんの2人の宇宙飛行士とゆかりのある茅ヶ崎市が昨年6月、命名提案権のある渡辺さんの了承を得て、市民から名前を公募し、「Eboshi」と選定。

 渡辺さんが昨年11月に国際天文学連合(IAU)に申請し、今月9日付で登録された。

http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090214-OYT1T00786.htm