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2009年02月14日(土) 13時37分

法政大生、新たに8人吸引…大麻汚染で無期限停学スポーツ報知

 法政大学は14日、多摩キャンパス(東京都町田市)に通う2年生の男子学生8人が大麻を吸引していたとして、13日付で全員を無期停学処分にしたと発表した。別の学生6人が大麻取締法違反容疑で摘発されたことを受けて設置された学内調査で判明したという。

 法政大によると、8人は経済学部5人と社会学部3人で、既に摘発された6人とはサークルなどを通じた友人。一部は大麻吸引の事実を否定しているというが、法政大総長室は「友人の証言などから吸引の事実は間違いない」として処分に踏み切った。

 現段階では警察には通報していないが、同大総長室は「警察からの協力要請があれば検討したい」と話している。

 法政大は昨年11月、既に摘発された6人のうち1人を退学、5人を無期停学処分にしており、大麻による処分者は今回で計14人になった。

 法政大は大麻吸引場所とされる多摩キャンパスの図書館内の読書室を、外からよく見えるようにガラス戸に変えたり、注意喚起を促す冊子を学生全員に配布するなどの対策を取るという。

(2009年2月14日13時37分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090214-OHT1T00171.htm