【ワシントン=小川聡】米国務省は13日、クリントン国務長官のアジア歴訪日程を発表した。
気候変動担当のトッド・スターン特使が同行し、環境分野での米中協力もアピールする予定だ。
発表によると、16〜18日に東京、18、19日にジャカルタ、19、20日にソウル、20〜22日に北京を訪問。中国では、胡錦濤国家主席、温家宝首相の両首脳と、それぞれ会談する。
各国首脳や外相らとの会談のほか、日本では17日に東京大でタウンミーティングを行う。中国では、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が開発に加わった“クリーン”なガス火力発電所を視察。女性団体との懇談も予定している。
インドネシアでは、米国務長官として初めて東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局を訪問し、東南アジア重視姿勢を示す方針だ。