【ローマ=越前谷知子】中川財務・金融相が、13日にローマで開幕した先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、途上国の企業を対象にした総額10億ドル(約910億円)規模の資金繰り支援を表明することが明らかになった。
金融危機が招いた実体経済の悪化は途上国にも広がっており、貿易の停滞に歯止めをかけたい考えだ。
具体的には、日本政策金融公庫の国際金融部門である国際協力銀行が融資枠を設け、輸出入の決済などが困難になっている企業に融資する。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090214-OYT1T00430.htm