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2009年02月14日(土) 11時16分

犬にだけは好かれる…“四面楚歌の首相”がポツリ読売新聞

日本介助犬協会の表敬を受け、首相官邸で介助犬をあやす麻生首相(右)=田中成浩撮影

 麻生首相は13日、首相官邸で、手足が不自由な人たちの日常生活を助ける介助犬3頭の“表敬訪問”を受けた。

 国内の現役介助犬は3頭を含めてわずか44頭。故・橋本竜太郎元首相の夫人で日本介助犬協会会長の久美子さんから、普及への協力を求められた首相は「もっと増えるような形になればいいね」と応じた。

 犬好きの首相はラブラドールレトリバー「エルモ」(雄、6歳)の頭をなでたり、ほおずりしたりと上機嫌だったが、エルモから顔にキスされると、「犬にだけは好かれる」とポツリ。

 ねじれ国会への対応に苦しみ、身内のはずの小泉元首相からも郵政民営化を巡る自身の発言を痛烈に批判されるなど、「四面楚歌(そか)」の悲哀が思わずにじみ出た?

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090214-OYT1T00315.htm