八王子市は13日、新年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比7・2%増の1836億円となった。新市民会館の整備費として約84億円を計上したことなどが要因。一方、市税は前年度比2・3%減、特に法人市民税は景気低迷を受けて同21%減と見込んだ。特別会計を含めた総額は同4・6%増の約3315億7200万円。
主な新規事業は、震災の際に家具の転倒による被害を軽減するための、希望者に対する家具転倒防止器具の支給・高齢者世帯への器具の取り付け(約8310万円)、希望者に弁当で給食を提供するデリバリーランチ方式の中学校給食実施(約4億3400万円)、都立八王子小児病院跡地利用・医療体制の整備(約2900万円)などがある。
そのほか、継続事業として、築25年が経過した本庁舎改修費に約15億7600万円、JR八王子駅南口地区再開発・新市民会館整備などに約114億6800万円などを計上している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090213-OYT8T01145.htm