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2009年02月14日(土) 10時23分

日本、9兆円融資文書に署名 IMFの融資財源を強化東京新聞

 【ローマ14日共同】中川昭一財務相と国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は13日、経済危機などに陥った国を支援するIMFの融資財源を強化するため日本が表明していた最大1000億ドル(約9兆2000億円)の融資を実行する条件を盛り込んだ文書に署名した。

 IMFの融資能力は従来の約1940億ドルから約2940億ドルに拡大した。

 日本の融資は、危機国を支援する際にIMFからの要請に応じ実行される。期間は当初1年、最大5年まで延長できる。日本は融資の財源を外貨準備から拠出する。

 署名に当たりストロスカーン専務理事は「人類史上最大の融資貢献ではないか」などと日本の取り組みを高く評価したという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021401000181.html