甘い言葉にご用心—。バレンタインデーの14日、警視庁は東京・上野公園で約1000個のチョコレートを配り、振り込め詐欺への警戒を呼び掛けた。「還付金がある」と甘い言葉でだまして現金自動預払機(ATM)を操作させ、現金を振り込ませる還付金詐欺などに対する被害防止活動の一環。
上野署員のほか「バレンタイン作戦」とのたすきをかけたボランティアら約100人が参加。植松信一副総監も自らチョコレートを配り、「家族を思う愛情をもてあそぶ卑劣な犯罪。1日も早く『振り込め詐欺』という言葉が死語になるように頑張りたい」と訴えた。
受け取った台東区の山本直通さん(81)は「バレンタインデーの1つ目のチョコレートをもらえてラッキーだった。怪しい電話には気を付けたい」と話した。
(2009年2月14日11時44分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090214-OHT1T00161.htm