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2009年02月14日(土) 10時15分

新たに7火山を24時間連続監視へ…噴火予知連スポーツ報知

 火山噴火予知連絡会は14日までに、大雪山(北海道)や日光白根山(群馬、栃木県)、乗鞍岳(長野、岐阜県)など新たに7つの火山について観測を強化、24時間態勢の連続監視をする方針を決めた。

 観測を強化するのは、ほかにアトサヌプリ(北海道)、新島、硫黄島、青ケ島(東京都)。18日の定例会で正式決定される見通し。

 噴火予知連は全国108の火山の火山活動を評価している。この評価に基づいて気象庁は、大学や地元自治体などと協力しながら、今月噴火した浅間山(群馬、長野県)や桜島(鹿児島県)など34火山を地震計や衛星利用測位システム(GPS)、監視カメラなどを使って24時間態勢で監視している。

 地殻変動の調査などから、大雪山など7火山についても今後100年程度の間に噴火したり、火山活動が活発化したりして住民へ被害を及ぼす可能性があると評価し、監視強化を決めた。

(2009年2月14日10時15分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090214-OHT1T00102.htm