14日午前11時45分ごろ、東京都板橋区熊野町の首都高速5号線上り熊野町ジャンクション付近で、大型トレーラーが横転し側壁に衝突した。運転手の男性が閉じ込められ、約1時間半後に救出されたが死亡した。
警視庁高速隊は、都内の40代の男性とみて身元の確認を急いでいる。
高速隊によると、現場は片側2車線の左カーブ。付近では昨年8月にも大型トレーラーが横転して炎上、全面復旧まで約2カ月かかる事故が起きるなど、関係者の間では「魔のカーブ」と呼ばれている。
今回の事故は、トレーラーが側壁に寄り掛かるようにして倒れ、側壁の一部が下を通る下り線に落下した。5号線は上下とも現場付近が通行止めになった。