日本列島は14日、北海道付近の低気圧に向かって南から暖気が流れ込み、静岡市と千葉県茂原市で気温25度を超える夏日となるなど、各地で4月−6月並みの暖かさとなった。午後も気温は上昇する見通しで、気象庁は積雪の多い地方はなだれや土砂災害に注意が必要としている。各地で強風も吹き荒れ、同庁は北日本で15日にかけて風が非常に強くなるとして暴風や高波への警戒も呼び掛けた。
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東海地方でも14日は朝から各地で4月上旬から中旬並みのポカポカ陽気となった。午後零時半現在の気温は名古屋で18・6度、岐阜17・2度、津16・5度で、いずれも平年より7−9度高かった。
名古屋市では、春のような陽気にコートなどを脱いで歩く人も多く見られた。
ただ、日本気象協会中部支社によると、14日から徐々に北よりの風に変わり始めており、16日に冬型の気圧配置となって、寒さは平年並みに逆戻りする見込みという。
(中日新聞)