記事登録
2009年02月13日(金) 00時00分

シマンテックのトンプソンCEO、米商務長官有力候補か--グレッグ上院議員の指名辞退で読売新聞

 共和党のJudd Gregg上院議員が米国時間2月12日に米商務長官の指名を辞退した。これにより、有力候補として関心の的は、Symantecの最高経営責任者(CEO)であるJohn Thompson氏に移りそうである。

 Gregg議員が指名される前は、Thompson氏の強力なテクノロジ分野のバックグラウンドおよび、世界的に有名なセキュリティソフトウェアの大企業におけるCEOという職務によって、同氏の名前が、さまざまなメディアで有力指名候補として取り沙汰されていた。

 商務長官の職務は、産業安全保障分野、技術分野、米特許商標庁における知的財産分野、国際貿易分野にわたる。

 また、当時上院議員だったObama米大統領が全米各地で選挙活動をしていた際、Thompson氏は同氏のために複数の資金調達パーティーを開催していた。

 Thompson氏は米大統領選挙後にあたる2008年11月中旬、同氏が2009年4月にSymantecのCEO職を退き、同社の非常勤会長に就く予定であると明らかにしていた。(CNET Japan)

関連記事 米商務長官に指名のJ・グレッグ氏--テクノロジ業界への影響を占う - 2009/02/06 07:30:00 シマンテックCEOのトンプソン氏、来春で引退へ - 2008/11/18 11:14:02

http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20090213nt14.htm