生まれつき腸が機能しない難病のため、2006年12月に米国で多臓器移植手術を受けた、愛知県春日井市、山下努さん(44)の長女みらいちゃん(2歳11か月)が13日午前11時25分(日本時間)、入院先の米コロンビア大学病院で亡くなった。
みらいちゃんは、十二指腸から直腸までの神経がない難病で、「山下みらいちゃんをすくう会」が募金活動をして手術費約1億5000万円を集め、小腸や大腸、胃など五つの臓器を移植する手術を受けた。
しかし、すくう会によると、07年6月の帰国後も肝臓の状態が悪く、昨年12月中旬には検査のために再び同病院へ入院。計5回の手術を受けたが回復しなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090213-OYT1T01060.htm