女子高校生に売春させたとして、神奈川県警は、いずれも横浜市内に住む16歳の女子高校生と無職2人の少女3人を児童福祉法違反容疑(淫行(いんこう)させる行為)で逮捕したと、13日発表した。
県警によると、3人は昨年8月31日夜、横浜市内のホテルで、同市保土ヶ谷区に住む県立高校1年の女子生徒(17)に、同市瀬谷区の会社員の男(51)を相手に売春させた疑い。無職の1人は「知らない」と否認、ほかの2人は「お金がほしかった」と容疑を認めているという。男は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検されている。
3人のうち1人が、被害者の生徒と同じ中学校の卒業生。3人は、男女交際を巡って生徒に因縁をつけて売春を強要し、約1か月間で、ツーショットダイヤルで募った30人前後の相手をさせていたという。3人は、代金約90万円全額を巻き上げ、飲食代などに使っていた。生徒は「怖くて逆らえなかった」と話しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090213-OYT1T00990.htm