13日の日本列島は、低気圧が発達しながら日本海を東北東に進んだため各地で南寄りの強風が吹き荒れ、気象庁は同日、関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。
中国、四国、九州でも春一番を観測した。
同庁によると、千葉市で午後1時41分に最大瞬間風速21・2メートルを、横浜市では7分後に同18・1メートルを観測した。関東地方の春一番は過去10年で最も早く、昨年より10日早かった。
低気圧の通過後は再び北風が吹き込むことから、北日本では14日ごろ、関東では16日ごろから再び気温が下がる見込み。同庁は、14〜15日にかけても広い範囲で強風が吹く恐れがあるとして注意を呼びかけている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090213-OYT1T00700.htm