福岡管区気象台は13日、九州北部と山口県地方で「春一番」が吹いたと発表した。
春一番は、立春から春分の間に吹く最初の強い南風。
12日夜から13日にかけ、前線を伴った黄海付近の低気圧が発達しながら北東へ進み、南寄りの風が強くなった。
同気象台によると、最大瞬間風速は福岡市で20・6メートル、長崎県対馬市で21・6メートル、山口県下関市で8・1メートルを観測した。
強風で朝の通勤・通学の足に影響が出た。
姪浜—唐津などを結ぶJR筑肥線は部分運休や徐行が続出。同線と相互乗り入れしている福岡市営地下鉄も遅れが相次いだ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090213-OYT1T00360.htm