1540年(天文9年)に織田信長の父、織田信秀によって建てられた名古屋市中区の万松寺で、最新式の納骨堂「水晶殿」が完成し、12日に公開された。
クリスタルの本尊が施された納骨箱2000基を壁一面に設置。箱の中には空や宇宙を表す青色、魂の浄化を表す黄色などの発光ダイオード(LED)が埋め込まれ、約500種類のイルミネーションの演出で利用者を出迎える。
また、安全面に配慮して、出入りは個人認証機能内蔵のICカードで完全管理する。ホームページの参拝用サイトを使って24時間、インターネットでも参拝できるようにした。
販売価格は52万5000円から210万円。すでに800基の予約があるという。大藤元裕住職は「今の時代に合った墓を考えた」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090213-OYT1T00100.htm