絶滅危惧(きぐ)種に指定されているアムールヒョウの赤ちゃん3頭が、広島市安佐動物公園(広島市安佐北区)で、14日から一般公開される。
ベル(雄11歳)とチャイム(雌5歳)の子で昨年11月に生まれた雄1頭、雌2頭。体長約70センチ、体重は約5キロまで育った。赤ちゃんが生まれたのは4年ぶり3度目。
国際自然保護連合(IUCN)などによると、アムールヒョウはロシア東部のアムール川流域に生息、密猟や森林伐採などで野生は約30頭に激減しているという。飼育担当者は「赤ちゃんはまだ子猫のよう。愛らしい姿を見に来て」と呼びかけている。